格闘技フィジカルとは何か|世界に通用する身體を作る7つの原則
- PERSONAL BODY MAKE COEUR

- 6 時間前
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① 世界レベルの格闘技フィジカルとは
世界のトップレベルの格闘家やボクサーの動きを見ると、単純な筋力だけでは説明できない「身体の使い方」の違いが存在します。パンチや打撃の威力、動きの速さ、そして試合の中での再現性は、筋肉の大きさや筋力だけで決まるものではありません。
実際に世界で活躍する選手の多くは、必要以上に筋肉を大きくすることよりも、 本人が意識的か無意識化は分かりませんが。 身体全体の連動や筋の働きでエネルギーが逃げずに身体を使う事に特化しており。
正しい身體の使い方ができているので、無駄なく動作に反映されているだけにすぎません。
一方、日本のトレーニングでは、いまだに筋力トレーニングを中心にフィジカルを作ろうとする考え方が多く見られます。もちろん筋力そのものが無意味というわけではありません。しかし、身体が正しく使える状態になっていなければ、どれだけ筋力を高めても、その力を打撃や動きに変換することはできません。
世界レベルのフィジカルとは、筋肉の強さだけではなく、筋・骨格・身体の連動が正しくエネルギーを連動でき機能している状態です。つまり、本当に重要なのは「どれだけ筋力があるか」ではなく、「身体をどれだけ正しく使えるか」という点にあります。この身体の使い方こそが、世界基準の格闘技フィジカルを生み出す土台になるのです。

② 筋力だけでは打撃は強くならない
格闘技やボクシングの世界では、パンチ力を上げる方法として筋力トレーニングが語られることが多くあります。ベンチプレスやスクワット、体幹トレーニングなどを行い、身体を強くすることで打撃の威力を高めようとする考え方です。しかし実際に世界のトップレベルの試合を見ると、筋肉量が多い選手が必ずしも強い打撃を持っているわけではありません。
なぜなら、打撃の威力は単純な筋力だけで生まれるものではないからです。パンチや打撃は、腕だけで打つものではなく、足・体幹・肩・腕といった身体全体の連動によって生まれます。足で地面を押し、その力が身体を通り、体幹を経由して肩から腕へと伝わることで、初めて効く打撃が生まれるのです。
もし身体のどこかでこの連動が途切れてしまえば、どれだけ腕の筋力が強くても、その力は打撃に変換されません。逆に、身体の連動が正しくつながっている選手は、必要以上の筋力がなくても強い打撃を生み出すことができます。
現代のトレーニングの多くは、筋肉を個別に鍛えることに重点が置かれています。しかし格闘技において重要なのは、筋肉の大きさや筋力だけではなく、身体全体がどのようにつながり、どのように力が伝わるかという点です。つまり本当に必要なのは、筋力をただ高めることではなく、その力を身体全体で使える状態にすることなのです。
世界レベルの選手が持っている打撃の威力は、筋肉の量ではなく、身体の連動と力の伝達によって生まれています。この身体のつながりを理解し整えることが、格闘技フィジカルを高めるうえで欠かせない要素になります。
③ 思考と身體がつながると動きが変わる
格闘技の動きや打撃の質を大きく左右するもう一つの要素が「身體の左右のバランス」です。人の身体は筋肉だけで動いているわけではなく、思考からくる脳からの信号が神経を通り、筋肉へと伝わることで動作が生まれています。つまり身体を動かす本当の指令塔は筋肉ではなく思考なのです。
しかし多くのトレーニングでは、この思考からくる神経の働きがほとんど意識されていません。筋力トレーニングを行えば筋肉は強くなりますが、神経と身体のつながりが弱いままでは、その力を実際の動きに活かすことができないのです。その結果、練習では動けても試合になると動きが固まってしまう、力んでしまう、思うように身体が動かないという状態が起こります。
世界のトップレベルの選手は、思考と神経と身体のつながりが非常に強く、必要な瞬間に必要な筋肉を正確に使うことができます。これにより無駄な力みがなくなり、動きのスピードや反応が大きく向上します。打撃の威力も同じで、神経が正しく働くことで身体全体の連動が生まれ、効くパンチや打撃が生まれるのです。
また思考と神経がつながることで、身体の感覚も大きく変わります。重心の位置やバランス、相手との距離感などを瞬時に感じ取ることができるようになり、試合の中での判断力や動きの質も向上していきます。これは単純な筋力トレーニングだけでは身につけることが難しい能力です。
格闘技フィジカルを高めるためには、筋肉を鍛えるだけではなく、神経と身体のつながりを整えることが重要になります。神経が身体を正しくコントロールできるようになることで、動きの質が変わり、打撃の威力やスピードも大きく変わっていきます。これこそが世界レベルの選手が持っている身体の大きな特徴の一つなのです。
④ 身体操作がフィジカルを変える
格闘技フィジカルを語るうえで欠かせないのが「身体操作」という考え方です。身体操作とは、単純に筋肉を動かすことではなく、骨格・重心・バランスを理解しながら身体全体をコントロールする能力を指します。
世界レベルの選手は、この身体操作が非常に優れています。足の使い方、体幹の安定、重心の移動など、すべてがエネルギーが途切れず自然につながっており、無駄な力を使うことなく大きな力を生み出すことができます。
例えば、パンチを打つ動作一つを見ても、ただ腕を振っているわけではありません。足で地面を押し、その力が途切れることなく身体を通り、体幹を経由して肩から腕へと伝わります。この一連の流れが正しく機能することで、効く打撃が生まれます。
しかし身体操作がうまくできていない場合、身体のどこかで力が止まってしまい、動きがバラバラになります。その結果、力んだ動きになったり、スピードが落ちたり、打撃の威力が伝わらなくなったりします。
つまり格闘技において重要なのは、単純に筋肉を鍛えることではなく、身体をどのように使うかという点です。骨格の使い方、重心の移動、身体の連動を理解することで、初めて本当のフィジカルが生まれてきます。
身体操作が整うと、動きは大きく変わります。無駄な力が抜け、スムーズで効率の良い動きができるようになります。そしてその動きこそが、世界レベルの選手に共通する特徴なのです。
⑤ 筋連動が打撃の威力を生む
格闘技の打撃は、一つの筋肉だけで生まれるものではありません。足・体幹・背中・肩・腕といった複数の筋肉が”一緒に”連動することで、大きな力が生まれます。この「筋連動」が正しく働くことで、初めて威力のある打撃が可能になります。
多くの人はパンチを腕の力で打とうとします。しかし実際には、腕だけで打つパンチには限界があります。腕の筋力だけでは生み出せる力が小さいため、相手に効く打撃にはなりにくいのです。
一方で、身体全体が連動している場合は、地面から生まれた力が足を通り、体幹を経由して腕へと伝わります。すると腕の力だけでは生まれない大きなエネルギーが打撃に変換されます。
世界のトップ選手の打撃を見ると、筋肉の大きさ以上の威力を感じることがあります。それは筋力が特別強いからではなく、身体全体の筋連動が正しく機能しているからです。
筋連動が整うと、打撃だけでなく動き全体が変わります。動作がスムーズになり、スピードや反応も向上します。さらに力みが減ることで、試合の中でも安定した動きを保つことができるようになります。
格闘技フィジカルを高めるうえで重要なのは、個々の筋肉を鍛えることではなく、身体全体の連動を整えることです。この筋連動こそが、打撃の威力と動きの質を大きく左右する要素なのです。
⑥ メンタルと身体はつながっている
格闘技ではフィジカルだけでなく、メンタルの状態も動きに大きな影響を与えます。試合になると身体の横隔膜が固まってしまう、緊張して動けなくなるという経験をしたことがある選手も多いでしょう。
これは単なる精神的な問題ではなく、身体と筋組織の関係によって起こる現象でもあります。強い緊張や不安が生まれると筋肉組織の働きが乱れ、筋肉の動きがスムーズに行われなくなります。その結果、身体が思うように動かなくなってしまうのです。
逆に、身体が整っている状態ではメンタルも安定しやすくなります。身体のバランスや思考神経の働きが整うことで、無駄な力みが減り、自然な動きができるようになります。その状態は心にも余裕を生み、試合の中でも落ち着いて動くことができるようになります。
世界レベルの選手は、単にメンタルが強いだけではありません。身体の状態が整っているからこそ、試合の中でも自分の力を発揮できるのです。つまりメンタルと身体は別々のものではなく、互いに影響し合う関係にあります。
本当の意味で強い選手になるためには、メンタルだけを鍛えるのではなく、身体の状態を整えることも重要になります。この両方がつながることで、試合の中でも安定したパフォーマンスを発揮できるようになるのです。 メンタルの重要性記事
⑦ 世界に挑戦するための身体づくり
世界で戦う選手たちは、単純な筋力だけで身体を作っているわけではありません。思考神経・身体操作・筋連動といった要素を総合的に整えながら、フィジカルを高めています。
現代のトレーニングは筋力に偏る傾向がありますが、本当に重要なのは身体全体のつながりです。身体が正しく使える状態になり、神経と筋肉が連動することで、初めて世界基準の動きが生まれます。
そしてこの身体づくりには「順番」があります。まず身体を正しく使える状態に整え、その上で筋力やスピードを高めていく。この順序を守ることで、怪我を防ぎながら確実にフィジカルを高めることができます。
世界に挑戦するためのフィジカルとは、単なる筋力の強さではありません。身体の使い方、神経の働き、筋連動、そしてメンタル。このすべてがつながったとき、本当の意味での強さが生まれます。
格闘技フィジカルを高めるとは、筋肉を大きくすることではなく、身体全体を正しく機能させることです。この身体のつながりこそが、世界レベルの選手たちが持っている本当の強さなのです。
京都・宇治で格闘技・ボクシングのためのフィジカルパーソナルトレーニングを行っています。筋力だけに頼らず、神経・身体操作・筋連動を整えることで、世界基準の動きを生み出すフィジカルを育てています。格闘技フィジカルを本気で高めたい方や、ボクシングのパフォーマンスを向上させたい方は、ぜひブログを参考にしてください。京都で格闘技パーソナルトレーニングを探している方にも役立つ情報を発信しています。

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