打撃のエネルギーはどう伝わるのか|格闘技・ボクシングにおける“通る力”の原理原則
- PERSONAL BODY MAKE COEUR

- 1 日前
- 読了時間: 3分
打撃は「叩く力」ではない
多くの選手は、打撃の威力を
・筋力・スピード・体重で考えます。しかし、実際に相手を止める打撃は
叩く強さではなく、どれだけエネルギーが伝わったかで決まります。
同じように当たっても・効く打撃・効かない打撃があるのは
エネルギーの伝わり方が違うからです。

エネルギーが通る物質の性質
エネルギー(振動)は通りやすい状態と、通りにくい状態があります。
例えば
・硬く均一な物質 → 振動が伝わりやすい
・柔らかくバラバラな状態 → 振動が吸収される
これはシンプルな物理現象です。
身体も同じで
・骨格が整っている ・連動がある状態では
エネルギーはスムーズに通ります。
振り子で考えるエネルギー伝達
分かりやすい例が「振り子」です。
振り子は
・余計な力みがない・一定のリズムで動くことで
エネルギーがロスなく先端に伝わります。
逆に
・途中で止める・力を入れると
エネルギーは減衰します。打撃も同じです。
流れが止まった瞬間に、力は消えます。 圧倒的打撃の記事
身体の中で起きていること
打撃のエネルギーは現代の一般常識では
足 → 骨盤 → 背骨 → 肩甲骨 → 腕 → 拳
という流れで教わりますが。 少しニュアンスが違います 筋肉 腱 思考がそろい始めて エネルギーの通る身体になります
このとき重要なのは
“一つの流れとして繋がっているか”です。
この流れが整うと拳は単なる腕の先ではなく
全身のエネルギーの出口になります。
振動として伝わる打撃
本当に効く打撃は衝撃ではなく
振動として身体の内部に伝わります。
だから
・ガードの上からでも効く・深部にダメージが残る
という現象が起こります。これは
エネルギーが表面で止まっていない証拠です。
なぜエネルギーは伝わらなくなるのか
エネルギーが通らなくなる原因は明確です。
・力み・関節のズレ・連動の断絶・タイミングのズレ
これらがあるとエネルギーは途中で止まり拳まで届きません。
つまりパワーがないのではなく途中で消えているだけです。
エネルギーを通すための条件
ではどうすればいいのか。必要なのは
エネルギーが通る状態を無意識化で作ることです。
・骨格を整える・関節を連動させる・呼吸を一致させる
これにより身体の中に“通り道”ができます。
この状態になると・力まずに速い・小さくても重い・再現性がある
という打撃に変わります。
■ まとめ
打撃の本質は筋力ではなくエネルギーの伝達です。
・通る状態 → 力は伝わる・通らない状態 → 力は消える
この違いが結果の差になります。 京都・宇治で格闘技・ボクシングのためのフィジカルパーソナルトレーニングを行っています。筋力だけに頼らず、神経・身体操作・筋連動を整え、世界基準の動きを育てています。格闘技フィジカルを本気で高めたい方はぜひ参考にしてください。
コメント